Cd2Re2O7における超伝導

 結晶は図の挿し絵のように三角形の111面がきれいに成長した八面体状であり、惚れ惚れするような濃い紫色をしています。そのサイズは平均して2-3mmで、最高で10mmの結晶が得られています。電気抵抗の温度変化は約1.5Kで超伝導転移が起こることを示しており、この転移は、磁化率、比熱測定によっても確認されています。