2017年3月28日火曜日
博士課程2年の大熊隆太郎君の論文が2017年3月27日付のPhysical Review誌に掲載されました。
本論文は、比較的新しいカゴメ反強磁性体であるCdCu3(OH)6(NO3)2 ・H2O (CdK)が、カゴメ面内にのみ小さな自発磁化を有するNegative-Vector-Chirality (NVC)秩序をもつことを明らかにしたものです。CdKに関しては強磁場下でさらに興味深い磁性が見出されており、今後の展開が期待されます。
本論文はこちらをご覧下さい。